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2. 4年生を担任して

2009.04.06(17:40) 378

2. 4年生を担任して

 本年度は4年生の担任になりました。一般的に4年生という学年はまさに9歳の壁を越えてダイナミックに変化成長していく学年です。
 このクラスには、3年生の時にも副担任として入っていました。3年生の担任と相談して、3年生後半からどんぐりの良質の文章問題を導入し、週1問のペースでやってきています。(1・2年生程度)
4年生に進級してこのクラスの担任となり、年度初めに「さらば百ます、さらば計算ドリル」を自己宣言しました。勇気がいりました。どんぐり方式に確信を持ちつつも、まだ実践での結果を出していないまま、どんぐりで子供たちに本当に力をつけられるかどうか模索していかないといけないからです。
 そして、この1年間、クラスで教育活動の中にどんぐり方式をどのように取り入れ位置づけていくか、模索してきました。
 具体的に、算数の授業は、
  1. 「目で分かり、目で考える」学習を意識する。
  2. 例題を読み、絵図を書き答えを求める。立式する。筆算をする。答えを書く。という手順で授業を進め、イメージ(絵図)、式、筆算、答えが結びつくように意識する。
  3. 計算練習は算数の教科書に出ている最小限の問題にとどめる。
  4. 週1回学力補充の時間には、どんぐりの良質の算数文章問題に取り組む。

を基本方針に進めました。

 どんぐりの文章問題に取り組んで、初めの数ヶ月は、なかなか問題の意味が取れずに絵が描けない子供が多かったです。絵を描いて解くというやり方に戸惑っていたということもあると思います。
数ヶ月経ったころから、少しずつ絵を描いて考えられるようになってきました。描いた絵を見ながらじっと考えて解法を見つけたときのうれしさが分かってきました。今は、絵を描くことを楽しみながらゆっくりと問題を解いています。
 ある子供は、テンポが遅くて、学習課題を全てこなすのが難しく、反応も少ないので考える力が弱いのではないかと思われていましたが、絵を描いて問題を解かせると複雑な問題をじっくりと考えて解けることが分かりました。
 また、ある子供は、計算が苦手で学習意欲も低かったのですが、指折り算を奨励し、絵を描いて問題を解くうちに、自分の生活のイメージと結びつけて数をイメージできるようになってきました。

 しかし、絵を描かせてみると、例えば4年生でも「倍」という概念(2年生で学習)の絵が描けない子供もいました。九九もかけ算の筆算も問題なくできるのに倍の概念が分かっていないとその場面でかけ算を正しく使うことができません。絵を描かせると、子供が何を理解し何を理解していないかがよく分かり、対策を立てることができます。

 難しい論理でも絵に描くとやさしいです。それが目で考える良さです。
 中学校の連立方程式を使って解くような文章問題を4年生の子が絵を描いて解いています。絵を描いて考えれば、単純な四則計算に帰結するからです。また、文章題を解くのに必要な四則計算をすることと計算ドリルで与えた単純計算の練習をするのとでは、全く違った効果があると思います。

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